music dance poetry arts and philosophy
学園坂出版局よりお知らせ
・映画監督・坂上香さんの講演会「対話するってどういうこと?」を開催します。(8/22更新)
・ユリコさんのエッセイ風論考「家族について考える」6を公開しました。(11/21更新)
・2023年12月1日、小笠原もずくバンドライブを開催します。(11/11更新)
・2022年9月10日『生かされる場所』のCD発売記念ライブが開催されます。詳細はこちらをご覧ください。(8/5更新)
・「思想ゼミ」宇野邦一さんの連続講座を「器官なき身体と芸術」vol.15(2022年2月)でいったん終了します。アーカイブ視聴のお申し込みは受付中です。(3/13更新)
詩のワークショップ
2022年6月よりリニューアルします!
2017年に学園坂スタジオ・出版局のプログラムとしてスタートした「詩のワークショップ」。新たなプログラム「詩のエトセトラ」を加えて、2022年6月よりリニューアルします。
「詩」という一語は、もしかしたら、世界でもっとも多義的なことばかもしれません。それぞれが抱いている詩の実践方法は、多様であるほど愉快で豊かであると思います。それをともに悦びあうために、「詩のワークショップ」「詩のエトセトラ」の場所をひらきます。詩を書いている人、読むことが好きな人、これから書きたいと思っている人、ちまたの既成概念に飽きあきしている人、みなさん大歓迎です。上手にではなく不器用に、たくさん頭をぶつけながら、詩を考えていきましょう。
「詩のワークショップ」では、自作の詩を発表することができます。発表後は、参加者全員で作品について合評をします。詩の実作者と鑑賞者が活発に意見交換をできる場所、それがこのワークショップの趣意です。また、普段の発表とは異なるレクリエーションもします。連詩や折句、五行詩、模倣詩(著名な作家の詩をまねて書く)など、気軽に楽しめるような試みを随時行います。
「詩のエトセトラ」はリニューアル後、新たに加わったプログラムです。参加者が、詩にかかわるご自身の研究課題(詩に限らず、内容は自由)を発表する自主ゼミです。それぞれの詩への向きあい方、深め方を知ることができると同時に、詩の他にも、さまざまな興味深い事柄を学ぶことができます。
★詩のワークショップおよびエトセトラでは、年間1,2回ペースでスクーリングを開催する予定です。
■概要
「詩のワークショップ」180分
講師:藤原安紀子
参加者が自作の詩を発表する。発表は任意で、義務ではない。発表作品についての合評会。
年に2,3度のレクリエーションあり(例:五行詩、模倣詩、折句、連詩など)。
「詩のエトセトラ(自主ゼミ)」120分
講師:発表者各自 進行:藤原安紀子
参加者による研究発表およびプレゼンテーション。テーマは自由。発表者による45分間のレクチャー後、質疑応答。(過去のテーマ:「フランク・オハラの詩について」「アイルランドで詩にふれて」「文字の詩学」「旅と昔話の詩性」など)
藤原安紀子:1974年京都府生まれ。大阪芸術大学卒。大学で写真を学ぶかたわら、詩に興味を持ち、卒業後詩作をはじめる。2002年、第40回現代詩手帖賞受賞。2005年に第一詩集『音づれる聲』を上梓、第16回歴程新鋭賞受賞。2007年『フォ ト ン』を発表。2013年『ア ナザ ミミクリ an other mimicry』にて第31回現代詩花椿賞を受賞。同人誌『canalis』責任編集。