music dance poetry arts and philosophy
学園坂出版局よりお知らせ
・映画監督・坂上香さんの講演会「対話するってどういうこと?」を開催します。(8/22更新)
・ユリコさんのエッセイ風論考「家族について考える」6を公開しました。(11/21更新)
・2023年12月1日、小笠原もずくバンドライブを開催します。(11/11更新)
・2022年9月10日『生かされる場所』のCD発売記念ライブが開催されます。詳細はこちらをご覧ください。(8/5更新)
・「思想ゼミ」宇野邦一さんの連続講座を「器官なき身体と芸術」vol.15(2022年2月)でいったん終了します。アーカイブ視聴のお申し込みは受付中です。(3/13更新)
学園坂出版局のCDショップ
生かされる場所/ 季村敏夫+澤和幸
2022年6月1日発売
1:生成 (2:24)
2:あとさき〜よそながら (3:06)
3:部屋 (4:14)
4:湯治 (2:16)
5:interlude1 (2:43)
6:供花 (1:13)
7:枝豆 (2:19)
8:福音ーgood news (2:29)
9:垢をもって垢を落とす (2:54)
10:interlude2 (1:22)
11:くちなしの独り言 (3:39)
12:麓の人 (2:06)
13:身支度 (2:27)
14:interlude3ー遺品 (5:24)
15:生かされる場所 (3:31)
16:My blue heaven (3:23)
poetry reading::季村敏夫
guitar::澤和幸
artwork:村田亘
produce :谷森駿
copyrights :学園坂出版局
2020年〜2022年録音
total time 45:48
special thanks to 島田誠&ミラー和空
『生かされる場所』(2022) GKZG-0004 定価2750円
詩人として多くの詩集を刊行し、傍ら近現代の様々な詩人の発掘を通して新たな文学史を提示しようとする季村敏夫。 ロックに始まり、ブルースやジャズを経由、20世紀初頭のフランス近代や新ウィーン学派のイディオム、ブラジルや西アフリカのリズムなどを融合させようと試みる「野生のギタリスト」澤和幸。2019年11月に神戸・ギャラリー島田でのセッションを契機に始まったこの共演が、ついにCD化されました。詩集『ノビトミヒヨシマルの独言』『膝で歩く』『木端微塵』などの抜粋、未発表の作品を加え、戦争の記憶、震災の記憶、さまざまな生と死の記憶をめぐって、語りうること/語りえないこととのぎりぎりの稜線を描く46分。つとつととつぶやくように語る声、ポリフォニックにポリリズミカルに絡むギターは、まるでロードムーヴィーを観るような感覚にさえ襲われます。村田亘による装丁、朗読の全テクストが収録されたライナーノーツ(全16ページ)も読み応えあり。枚数限定発売のため、お早めにお買い求めください。詳細はこちら。
knock / Mozk OGASAWARA
発売中
1:うたえうたえ (2:33)
2:knock (3:50)
3:マイ・グランド・メニュウ (6:42)
4:don't wanna be your slave (3:40)
5:記憶 (3:51)
6:ひかりとともに (3:09)
7:信じてみたい (3:13)
8:月とフーガ (3:22)
9:わかれみちにて (3:34)
10:声 (2:38)
total time 40:37
music & words by Mozk=1,2,5,10
by Tanimo et Minato=3,4,6,7,8,9
『knock』(2021) GKZG-0003 定価2700円
「本音しか歌わないことにした!」という小笠原もずく&小笠原工業の1stフルアルバム。透明感がありながらもリリックがしっかり伝わってくる存在感丸出しの歌声。ファンクあり、レゲエあり、ソウルフルなバラード、ラテン風、フォークまで、万華鏡のようなグルーヴの嵐。伊藤寛武の絶妙なホーンアレンジ、若きジャズトランペッターYNOの吠えるようなソロ、R.ロドリゲスを彷彿とさせるトロンボーンの松田結貴子など聞きどころ満載です。打ち込み全盛のこの21世紀にあくまでアナログにこだわったCD作品として静かなブームの予感!コロナ禍の時季に書き下ろされた新作含む、笑いあり、涙ありの刺激的な快作です。小笠原もずくの全身全霊・本気のソウルアルバム、ぜひお買い求めください!
※フルーティスト/アレンジャー=伊藤寛武さんのインタビューはこちら。
※トランペット=YNOさんのインタビューはこちら。
※トロンボーン=松田結貴子さん、ミラー和空さん、小笠原もずくさんの鼎談はこちら。
24 preludes for piano / Ohiro MINATO
発売中!
Disc I Disc II
1:C (2:33) 1:F# (3:41)
2:Cm (3:50) 2:F#m (3:17)
3:Db (6:42) 3:G (3:11)
4:C#m (3:40) 4:Gm (3:56)
5:D (3:51) 5:Ab (3:55)
6:Dm (3:09) 6:Abm (2:53)
7:Eb (3:13) 7: A (2:36)
8:Ebm (3:22) 8:Am (4:40)
9:E (3:34) 9:Bb (3:59)
10:Em (2:38) 10:Bbm (5:30)
11:F (3:13) 11:B (2:14)
12:Fm (3:14) 12:Bm (4:45)
total time 43:12 total time 44:50
『24のプレリュード』(2016) GKZG0001~2 定価3500円
港大尋の24の小曲からなるピアノ作品集。ブルースやジャズの要素がふんだんに盛り込まれつつ、アフリカのポリリズムや中東風のメロディ、ラテンアメリカのリズムまで、様々なテクスチュアを実験的に織り込んだ楽曲群です。ところどころにコルトレーンやキース・ジャレットのようなインプロヴィゼーションも。バッハやショパン、ショスタコヴィチらの様式を踏襲していますが、このアルバムをヨーロッパ的なエクリチュールに対するアンチテーゼ=異議申し立てとして捉えることができるかもしれません。20世紀のいわゆる「現代音楽」という単なる一時代のパラダイムから、いまや保守化してしまったかのようにもみえるジャズという枠組みから、ある種の逃走線を引く試みとも言えそう。解説=小野光子 エッセイ=藤原安紀子。
a vida de hirahira/ Ohiro MINATO
発売中!
1:ダダ (3:38)
2:マトリョーシカと江戸川乱歩 (3:37)
3:ことばの(広域指定)暴力団 (3:01)
4:contrAAdictionary (3:31)
5:ひらひらの生 (3:19)
6:w/here (5:46)
7:言葉遊びはしないことにしたよ (2:27)
8:なぞなぞブーレ (2:15)
9:タネノウタ (5:10)
10:綾を織る (5:34)
11:バッサムの手紙 (3:31)
12:フクロウ野郎のブルース (4:31)
total time 45:30
参加ミュージシャン:
vo. gt. 港大尋 gt.澤和幸
vcl & cb 大村太一郎
artwork:Wataru MURATA
produce société contre l'état
special thanks to Naoki FUJIMOTO and Toshikuni DOI.
All music & words are written by Ohiro MINATO except 8,11. Track 8 is from Bach's cello sonata.The words of track 11 are from letters translated by Toshikuni DOi.
『ひらひらの生』(2014) OOZE-0069 定価 2750円
荘子の胡蝶の夢から着想を得た「ひらひらの生」、バッハのチェロソナタをアレンジした「なぞなぞブーレ」など、ライミング・言葉遊びを随所に散りばめた、シリアスともユーモラスともつかぬ弾き語りアルバム。ときにアグレッシヴなスカや、ときに甘く切ないボサノヴァ風など、いつもどおりの実験的作風です。澤和幸のミステリアスなギタープレイ、大村太一郎のクレイジーなベースやチェロ、スリリングかつエキサイティング。裁判官に対する痛烈な風刺を歌う「フクロウ野郎のブルース」など、聴きどころ満載の45分間。エッセイ=宇野邦一。
the wOrld as scOre zerO / Société contre l'état
発売中!
1:0点の世界 (4:29)
2:どっちにするの? (2:37)
3:拝啓シンタロウ (3:18)
4:てんとう虫とカボチャサラダ (4:50)
5:ぼくはバク (5:01)
6:誰がカギをかけたの? (3:59)
7:みんなの昔 (3:21)
8:ひきこもらないでサルサ (2:59)
9:あいつらにきけ! (3:27)
10:指図しないで (4:02)
11:森のラプソディ (5:29)
12:いつもふたたび (3:22)
total time 46:54
参加ミュージシャン:
vo.gt.key.dr. 港大尋 gt.澤和幸
elb.cb.vcl. 大村太一郎
ゲストミュージシャン:
vo.吉野聡留 鈴木彩香 柴山日杏
fl.亀田奈美子 松村拓海 伊藤寛武
trb.田中宏史 hrn.岡泉名
dr.清水達生
chorus うみちゃん かずゆきくん こうたくん なるとくん にこちゃん わたるくん
artwork 村田亘
produce société contre l'état
copyrights 学園坂出版局
『0点の世界』(2014) OOZE-0070 定価 2750円
2005年ごろからの約10年間のうちに、港大尋&ソシエテ・コントル・レタが子どもたちと共同作業した際に作られた楽曲の作品集です。表題作「0点の世界」は児童養護施設の学校嫌いな子どもへ向けた曲。「拝啓シンタロウ」や「てんとう虫とかぼちゃサラダ」など、アルバム前半はストレートなロックビートにとんがった言葉が乗せられていきます。後半になるに従いトーンはリリカルに。英・バーミンガムで上演された演劇の劇中歌「指図しないで」、沖縄で上演された「美女と野獣」の劇中歌「森のラプソディ」など、緻密な構成のポップス仕立て。アルバム最後の「いつもふたたび」は、インディアンの死生観に強いインスピレーションを受けた極上のバラード。随所にフルートやブラスが挟み込まれ、ジャンル・国籍不明なサウンドに仕上がっています。学校教育に疑問を感じている方には強力におすすめできる(?)1枚。解説=戸館正史。
Voz e violão / Ohiro MINATO
発売中!
1:スティル ライフ (4:01)
2:春の匂い (4:22)
3:もしも (3:23)
4:ため息いくつ (4:15)
5:遠くへ行きたい (3:36)
6:動物園 (2:58)
7:声の重力を測るとすれば (3:12)
8:友よ、どこにいるか (2:52)
9:ギター (3:32)
10:ラブソングはうたわない (4:37)
11:なぞなぞサルサ (4:57)
12:日付と記憶 (3:17)
total time 45:24
参加ミュージシャン:
vo.gt. 港大尋 gt.澤和幸
chorus シャンティ gt.TEER
artwork スティーヴ
produce société contre l'état
copyrights 学園坂出版局
『声とギター』 (2008) OOZE-0088 定価 2750円
作曲家・ピアニストとしての初期のキャリアを更新し、ギター弾き語りに挑んだ第1弾アルバム。全体的にボサノヴァ色が濃く、またブルースの色合いも感じられます。林光/佐藤信の「動物園」のカヴァーなど含めたオリジナル楽曲が収録されています。アフリカの打楽器であるジャンベのイディオムをギターに持ち込み、独特なバッキングとリリカルなメロディラインをミックス。track4,7ではゲストヴォーカルにシャンティを迎え、彩りが豊かに。澤和幸のサイドギターもキラキラとまばゆい世界。全体的に初々しい出来栄えのアルバム。解説=管啓次郎。
港大尋& ソシエテ・コントル・レタ 関連CD一覧
『若い加藤和彦のように』 TOCT-29142 ザ・フォーククルセイダーズ
『がやがやのうた』 SG-010 がやがや+港大尋+ソシエテ・コントル・レタ→絶版ですが、Youtubeで無料公開しています。
『ありったけのダイナシ』 ATNR-0020 港大尋+ソシエテ・コントル・レタ→ 絶版です。
『パッチギ〜オリジナルサウンドトラック』 COCP-34329
『届くことのない12通の手紙』 ALCD-9029 通崎睦美
『風は海の深い溜息から洩れる』 OOZE-0017 ソシエテ・コントル・レタ with 金時鐘→絶版ですが、Youtubeで無料公開しています。